ホロライブのメタバース『ホロアース』が大型アップデート 戦闘やサバイバル要素が追加

カバー株式会社が手がけるメタバースプロジェクト『ホロアース』は、6月17日にアップデートVer.0.8.0を配信。開発中のサンドボックスゲームにモンスターとの戦闘やサバイバル要素などを追加する。その他、全36種のアバターアイテムの追加などもおこなわれることが発表された。

アップデート詳細は以下の通りだ。

・モンスターの出現やサバイバル要素が追加

本アップデートではシミュレーションルームのエリアが拡大。広くなったエリアでより緊張感あるサバイバル環境を体験できる。また、昼夜のサイクルも実装され、シミュレーションルームに夜が訪れるようになる。夜は非常に暗く、視界が悪くなるため、「たき火」や「手持ちたいまつ」などのアイテムで周囲を明るくしよう。

そして、シミュレーションルームにモンスターが生息するように。モンスターを倒すことで、食料や素材などを手に入れられる。なかには攻撃的な個体もいるため、剣や防具などで対策しよう。また様々なアイテムの投擲が可能となる。アイテムによって様々な効果が得られるので、いろいろなアイテムを投げて試してみてほしい。

さらにサバイバル要素も実装される。空腹や喉の渇きをしのぐため、シミュレーションルームに自生する植物やモンスターなどから食料の確保が必要となる。空腹・脱水状態となると、走れなくなったりスタミナの回復が遅くなるなどの悪影響を及ぼすため、注意が必要だ。

・クラフト好きにうれしい「観測」システムも

Ver0.8.0では、木を切る・岩を破壊する・植物を採るなどの採取行動時や、モンスターを倒した際「観測データ」を取得可能に。取得した「観測データ」はフィールドの中心にある「プロテクトキューブ」で、特別なアイテムに変換することができる。

また「観測ビーコン」と呼ばれる装置を設置することで、周囲で取得できる「観測データ」の量が増加し、快適にプレイができる。

・アバターレベルとクラフトレシピの解放

本アップデートから、アバターのレベルアップにより様々なアイテムをクラフトできるようになる。レシピは、レベルアップ時に取得できるレシピポイントを使用して解放できる。

アバターといえば、オルタナティブ・シティで購入したアバター衣装はシミュレーションルームでも「見た目衣装」として着用可能だ。「見た目衣装」は着用している装備の見た目だけ変更でき、ステータスに影響はない。

クラフト要素では、石の建材や鉄の家具など、200種類以上の新しいアイテムが追加され、自由な建築を楽しめるようになった。

ファッションショップ『ALTERMODE(オルタモード)』には36種のアバターアイテムが入荷。ピアスなどのアクセサリーや上品で清涼感のあるコールドショルダーシャツ、クラシカルで上品なニット付きシャツなどがラインナップされる。

スタイルサロンとクリニックを併設する施設『ALT BEAUTYS(オルタビューティーズ)」には、新しく「おさげ」や「ハーフツインアップ」などの髪型が追加される他、目・眉のアバターパーツも追加される。

(文=リアルサウンド編集部)

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