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長浜市にある北陸自動車道の高時川橋で進められているリニューアル工事の様子が10日、報道機関に公開されました。
北陸自動車道では2017年度から、米原JCTから木之本IC間で、リニューアル工事が行われています。
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先月16日からは、長さ247メートルある長浜市内・高時川橋の工事に着手しています。
工事は、敦賀方面に向かう下り線から実施されていて、今は、アスファルトの下に敷く床版と呼ばれる板の取り換え工事が行われています。
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この床版は、幅1.8メートル・長さ13メートル・厚さ22センチのコンクリート製で、中に、束ねた鉄製のワイヤーを入れ、強度が高められています。
下り線の工事区間だけで99枚用いられるこの床版は、甲良町内の工場で板状に成形されたものに、現場でコンクリートを流し込んで仕上げるもので、従来の工法より工期を短くでき、雪のシーズンの工事を回避できるなど効率が良いとされています。
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道路を管理するNEXCO中日本によりますと、高時川橋のリニューアル工事は総工費およそ45億円で、今年12月上旬には、上り線の工事も終え完了する見込みだということです。