地震による土砂崩れ想定した訓練 警察や消防が連携確認 岐阜と石川つなぐ「白山白川郷ホワイトロード」

雪を土砂に見立てて行われた訓練=12日午前、大野郡白川村、白山白川郷ホワイトロード

  大野郡白川村と石川県白山市をつなぐ山岳観光道路 白山白川郷ホワイトロードで、全線開通を前に地震による重大事故を想定した救助訓練が行われました。

  訓練には、岐阜、石川両県の警察や消防など約50人が参加。震度4の地震により岐阜県側の三方岩駐車場付近の標高約1400メートル地点で土砂崩れが発生し、乗用車2台が巻き込まれたと想定して行われました。

  目撃者の通報で白山林道管理事務所が現場を確認し、両県の警察と消防へ出動を要請。

  重機を使って、土砂に見立てた路上の雪の除去作業や、警察と消防団がスコップで車両内に閉じ込められた運転手2人を救出する作業が、本番さながらに行われました。

※白山林道岐阜管理事務所 倉浩二所長
「地域の皆さまのご協力のもと安全に通れるように努めてまいります。ご利用いただければ幸いです」

  白山白川郷ホワイトロードは14日に全線開通予定です。

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