大垣市上石津町で13日午前、89歳の女性が胸を刺され、死亡した事件で、警察は女性の孫の男を緊急逮捕しました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、女性の孫で自称無職の男(37)です。
警察によりますと、13日午前8時半ごろ、大垣市上石津町細野の住宅で「女性が包丁で胸を刺された」と同居する家族から通報がありました。
女性は、台所近くで包丁で胸を刺され、意識不明の状態で岐阜市の病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
死因は胸を複数回刺されたことによる失血死でした。
警察は、事件発生当時から行方が分からなくなっていた孫の男を三重県内で確保し、その後、祖母の殺害について「まちがいない」と認めたため、13日緊急逮捕しました。
男は車で逃走を図っていたということです。
※近隣住民
「9時ごろ、救急車やパトーカーとか何事かと思った」
「いい家族でした。ショックで動揺しています」
女性は同じ敷地内の2棟で夫と息子夫婦、そして、孫の男の5人暮らしだったということです。
警察が動機や当時の状況について詳しく調べています。