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「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本-カナダ」(13日、西日本総合展示場)
世界ランク6位の日本が同10位のカナダと対戦し、第1セットは25-23、第2セットは25-22で連取。パリ五輪出場へ、あと1セットとした。
勝てば今大会終了後の世界ランクでアジア最上位、アフリカ最上位を除く上位3位以内が決まり、6大会連続となるパリ五輪出場権獲得が事実上確定する大一番。第1セット序盤はカナダの高さとパワーに苦戦するも、古賀、石川のスパイクなどで反撃。中盤には古賀の高速バックアタックも炸裂し、リードを奪った。カナダも食い下がり、終盤まで一進一退の攻防が続いたが、石川の連続ポイント、宮部のBクイックなどで突き放し、そのままものにした。
第2セットは宮部が躍動。序盤からリードを奪うと、中盤にカナダに追い上げられたが、そのまま取りきった。
◇パリ五輪の出場枠は「12」。昨年の時点で7カ国(開催国枠のフランス、トルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国)が決まった。残り5枠は、今大会の1次リーグ終了時点(6月17日)の世界ランキングで決定するが、今大会でイタリアも当確ランプを灯している。日本が五輪出場権を獲得する条件は2通り。①アジア最上位に立つ。②アジア最上位、アフリカ最上位を除く上位3位以内に入る。