北大と化学メーカーが共同研究室 バイオ素材活用で環境負荷軽減

バイオ素材の共同研究に向け、握手を交わす北大触媒科学研究所の清水研一所長(右)とハイケムの高裕一取締役

 北大と化学メーカーのハイケム(東京)は13日、バイオマスを活用したペットボトルの素材や繊維を開発する共同研究室を開設したと発表した。石油などの化石資源ではなく、植物を原料とするバイオ素材を普及させ、環境負荷を軽減するのが狙い。2030年ごろの実用化を目指す。

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