県警逮捕術大会 200人が競う 犯人を安全に取り押さえる技術を磨く<岩手県>

警察官が犯人を取り押さえるための逮捕術の大会が6月13日に岩手県盛岡市で開かれました。
県内の警察署などから200人ほどが参加し逮捕のための技術や能力を競いました。

この大会は県警が毎年開いていて、2024年は県内16の警察署と県警察学校・県警本部から約200人が参加しました。

逮捕術は抵抗や攻撃をしてきた犯人を安全に取り押さえるための技術で柔道や剣道を参考に警察で独自に作られました。

胴や肩・面に打撃を入れると1本、先に2本取った方が勝ちで個人戦と5人~6人のチームによる団体戦が行われました。

警棒やナイフ・素手などさまざまなケースを想定した種目があり参加者は果敢に相手に挑んでいました。

出場した警察官
「県民を守るためにまずは自分が強くならなければならないと思ったので、この訓練を通じて実践に生かせたら」

参加者が1本を取るたびに同僚たちからは大きな歓声が上がり会場は熱気に包まれていました。

© 岩手めんこいテレビ