特別支援学校が西東京大会へ 高校野球、単独チーム初の参加

 東京都立青鳥特別支援学校(世田谷区)が今夏の全国高校野球選手権西東京大会に単独チームで出場することが13日、関係者の話で分かった。久保田浩司監督(58)によると特別支援学校単独での夏の大会出場は全国でも初めてといい「単独だと(選手の)出場機会が増える。一人でも多くに経験させてあげたいと思っていた」と意義を話した。

 同校は昨年5月に東京都高校野球連盟への加盟が認められ、夏の西東京大会に他の2校との連合チームで出場した。今回は部員が6人から12人に倍増し、単独で出場できるようになった。久保田監督は「他の県とかでもやりたい子は多いはず。いいモデルケースになれれば」と語った。

© 一般社団法人共同通信社