東北の食と工芸品が一堂に集結「東北6県 味と技展」 鹿児島市

東北6県の“食”と“工芸品”が一堂に集まったイベントが、13日から鹿児島市で始まり、初日から賑わいを見せていました。

宮城県仙台市の工房で作られたオルゴール。

もともと箱形のオルゴールを作っていましたが、2011年の東日本大震災以降、被災した人が笑顔になるオルゴールを作りたいと、ケーキ型を作り始めたそうです。

13日から鹿児島市の山形屋で始まった「東北6県 味と技展」。
今回は初出店8社を含む、65社の約900商品が並びます。

井上彩香アナウンサー
「どんなものを買ったんですか?」

訪れた人
「ラーメンとか、ポテトチップとか…仙台牛の弁当。(お金を)使いましたね~結構」

喜多方ラーメンを試食した人
「しょうゆ味でさっぱりしてる。おいしいです!」

豪快に盛り付けられる海鮮弁当。
宮城県気仙沼産のフカヒレの姿煮に、隣には岩手県三陸産のアワビも…。

変わってこちらは、福島県・会津名産の「あわまんじゅう」。
あわともちごめを混ぜた、黄色い生地の中にはこしあんを。
地元で100年以上親しまれている味です。

井上彩香アナウンサー
「東北と言えば、美味しいお酒も外せません。ブドウの品種デラウェアの生産量日本一の山形県高畠町からは、ぶどうのうまみがぎゅっと詰まったデザートワインも並んでいます」

夏に収穫したブドウをすぐに凍らせ、冬になり自然解凍したものを搾ります。

まるでブドウシロップのような味わいで、よ~く冷やして、小さなグラスで味わうのがオススメだそうです。

山形屋 企画部・今村純子さん
「今まで物産展にお越し頂かなかったお客様にも、ぜひ来て頂きたい。気軽に買えるお酒やお菓子などを増やしていますので、ぜひ一度会場にお越し頂けたら」

「東北6県 味と技展」は6月19日まで開かれています。

© 鹿児島テレビ放送