自民党、裏金問題受け“政治刷新車座対話” 「トップが責任を」と厳しい意見も 秋田

自民党の派閥の裏金問題を受け、党本部が都道府県連を対象に開いている「政治刷新車座対話」が13日、秋田市で開かれた。秋田県連に所属する議員たちから、党本部に対する厳しい意見が相次いだ。

自民党・松山政司参院幹事長:
「政治資金の問題で、皆さまの信頼を損なう事態を招いてしまい、心から深くおわびを申し上げる」

政治刷新車座対話は、派閥の裏金問題を受けて自民党本部が都道府県連を対象に開いているもので、13日は秋田市の党県連で行われた。

対話は非公開で、一般の党員と県議ら約20人が参加し、党本部の代表と意見を交わした。

終了後、松山参院幹事長は「次の総裁選に向けて『トップが責任を取るのが一つの方法ではないか』という意見はあった。政治と金の問題がどう解決なされていくのか、まだ十分に党員が理解できていないなと感じた。国民から見ても理解ができるような状態にすべきだと思う」と話した。

出席者からは「政治資金規正法をシビアに改正しなければ選挙に勝てない」といった意見が寄せられた一方、「岸田総理をしっかり支えてほしい」などの声もあったという。

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