【韓国最先端カフェ5選】いま話題の仁川空港周辺の知られざる映えカフェがすごかった!

韓国旅行の醍醐味の1つは、カフェ巡り! 韓国カフェは食べ物だけでなく、空間もおしゃれなこともあり、思い出に残る体験として人気です。そこで、インスタグラムをはじめSNSで日本人にはまだ触れられていないのが、韓国の玄関口「仁川空港」の周辺! 実は今、急ピッチで開発が進んでおり最先端カフェもたくさんできはじめています。今回はそれらのなかからこれから注目が集まること間違いなしのお店をご紹介します。

教会をリノベ!?店内に森が広がる巨大カフェ「메이드림 (MADE林)」

昨年オープンした話題のカフェがあると聞き訪れたのが、메이드림 (MADE林)。ここにカフェがあるのか本当にわからなく不安になるほど。重厚な扉を開けると、甘いパンの香りが! 1階がパンや飲み物をオーダーできるスペースで、地下1階、2階から3階がイートインスペースになっています。

人気のメニューは「ストーンブレッド」。地球パンと隕石パンがあり、茶色の地球パンはキャラメル味、隕石パンは黒ごま味です。食べてみるともちもちした食感で、不思議な感覚! それもそのはず。こちらのお店は韓国トップのパティシエがパンを手がけ、ランチメニューも5つ星ホテルでの経験を積んだシェフたちが手がけているからです。そのため見た目だけでなく、味でも楽しませてくれます。他にもフルーツやクリームがたっぷり乗ったパンもあるので、選ぶだけでも楽しい!

そして飲み物もこだわっています。コーヒーは世界チャンピオンのコーヒーロースターが手がけており、普通のコーヒーだけでなく、変わり種の味も! コーラシロップを使ったコーララテがあったり……! 私が選んだのはモヒートコーヒー (9,000ウォン)。ミントをたっぷり入れたコーヒーで爽やかな香りがするコーヒーでした。

ステンドグラスの鮮やかさに誘われて階段を上がると、大きな木が! なんと建物の中に木があり、室内なのにピクニックをしている気分になります。木の周りの席は人気なので空いたらぜひ座ってみるのがおすすめ。他にもステンドグラスの近くで写真を撮るのも人気です。天井が高いので開放感に溢れており、3階に上がれば2階の席を一望することもでき、どこの席に座っても楽しめる設計になっています。

4階はテラスになっており、晴れた日はここで楽しむのも良し。喧騒を忘れてのんびりすることができます。さらに建物の上に上がるとクラシックな記念写真を撮れる機械があったり、夜にはジャズバンドが演奏する日があったり……。食事だけでなく建物全体で楽しませてくれるカフェなので、じわじわと人気が広がっています。韓国のトレンドカフェを知りたい方にはぜひおすすめのカフェです。

메이드림 /メイドリム (MADE林)

所在地:42Yongyuseo-ro 479beon-gil, Jung-gu, Incheon, 韓国

営業時間:10:00-21:30

公式サイト:https://www.instagram.com/madelim_official/

塩田をリノベしたカフェはペット同伴可能!?

仁川エリアは昔は塩田が広がっていたそうで、当時使われていた関連施設をリノベーションしたカフェが韓国でも話題に。「동양염전베이커리카페(トンヤン塩田ベーカリー)」もそのひとつで、工場のような入り口には種類豊富なパンがずらり! なんと韓国の番組で、「250種の国内最大のパン天国」と紹介されていたほど、多くのパンが陳列されていました。塩田だけあり、人気なのは塩パン。ジューシーなバターの香りに塩味が効いて、たまらない味わいです。

また注目なのは塩コーヒー (8,500ウォン) 。実はベトナムで大人気と聞いて飲んでからハマっており、塩コーヒーを韓国で飲めるなんて! と驚き。もったりとしたクリームに塩味が効いており、コーヒーに混ぜていくと苦味だけでなく塩味が効いて、暑い夏にも染みる味わいです。クリームの上には琥珀糖が乗っており、しゃりしゃりとした食感も楽しい!

ペット同伴OKの店内も可愛いのですが、人気なのはテラス。鏡張りの景色が撮れると話題です。お気に入りの場所を探して写真を撮ってみるのもカフェ巡りの醍醐味。パラソルもあるので、暑い時期も使いやすくてお客さんの気持ちに寄り添ったサービスです。

さらに、驚きなのは昔使われていた韓国の電車が置いてあること! なぜ置いてあるかは不明ですが、中に入ることもできました。内部は夏は暑くて冬は寒いと思うのでおすすめしませんが、フォトスポットという面では、他にできない体験なのでぜひ写真を撮るためにも足を運ぶ価値があるかも!

동양염전베이커리카페/トンヤン塩田ベーカリーカフェ

所在地:1층 922-1 Nambuk-dong, Jung-gu, Incheon, 韓国

営業時間:10:00-21:00

公式サイト:https://www.instagram.com/dongyang_bakerycafe/

仁川だからできる!韓国旅行で海を見ながらのんびりできるカフェ!?

仁川空港がある永宗島(ヨンジョンド)には、美しいビーチがたくさんあるエリア。「マシアンビーチ」を臨むカフェ「マシアン製パン所(마시안제빵소)」は観光客にも、地元の人にも大人気! 外に出ると開放的なテラスに、海を見ながらのんびりできるとあって、私が訪れた5月は、店内よりもテラスの方に人がたくさん集まっていました。観光の拠点・ソウルでは海が見られることはないので、韓国旅行でのんびりと海をみられるのはなんだか一石二鳥。

ここで人気なのは「練炭食パン」。この形は韓国の人には馴染み深く、かつて韓国ではこの形の練炭でお湯やボイラーを沸かしていたそう。懐かしいイメージも相まって人気なのですが、パンの種類は2種類。1つは新品の練炭に似せたもの黒いもの、もう1つは燃えきって灰になった練炭に似せたベージュのもの。

黒いものはカスタードクリームが入っているのですが、ベージュのものはきな粉でまぶされ、あんことカスタードクリームが入っています。焼く時間が提示されるほど人気でなので売り切れ必至。食べたい人は公式SNSをチェックしておきましょう。

마시안 제빵소 マシアン製パン所(마시안제빵소)

所在地:615−12 Deokgyo-dong, Jung-gu, Incheon, 韓国

営業時間:10:30-21:00

公式サイト:https://www.instagram.com/masian_bakery/

海を望みながら韓国式アフタヌーンティーを楽しめる伝統茶カフェ

「차덕분」は仁川周辺で筆者が1番推したいカフェ! 韓国の伝統茶をアフタヌーンティーのように楽しめるのです。雑居ビルの8階に上がると、お茶を楽しめる空間が! 海が見える窓辺に、畳の上に上がって伝統茶を楽しめる環境は、他ではなかなか見られません。

お菓子の種類も豊富で、私が選んだのはあんバター最中(4,000ウォン)と、干し柿とクリームチーズのお菓子(4,500ウォン)。他にも可愛いお餅や米菓子がありました。お店の人に聞いた人気の「雪菊茶」(雪の中で咲く若い菊で、水彩画のように花の香りとハーブの香りが広がるそう)をいただきます(10,000ウォン)。

畳の上で正座をして、お茶を楽しめるなんてとても優雅な気分。しかも海を臨めるナイスロケーション。お茶はお湯を何回も注ぎ足せるので、ゆっくりと楽しめます。実際、他のお客さまも友人たちの会話をまるで家のようにリラックスしながら楽しんでいました。こちらは仁川空港へ向かう路線の駅からバスでアクセスできるのでこれから人気になること間違いなし! 日本語メニューも頼めば出てくるのでオーダーもしやすいので安心。

차덕분/Thanks to Tea

所在地:은하수로 12 구읍뱃터프라자 8층 801, 802, 803호 Jung-gu, Incheon, 韓国

営業時間:9:30-21:00

公式サイト:https://www.instagram.com/thanks_to_tea/

映えドリンクを没入型エンターテインメントの中で楽しむ!

カフェだけでなく、アルコールも楽しみたい方にもぜひおすすめしたいのが、「오로라 바/Aurora Bar」。最先端のデジタル・エンターテインメントと、映えドリンクを楽しめる場所です。仁川空港周辺で3月にオープンし、韓国人に大注目なリゾート・インスパイアにあるこちらでは、燻製したカクテルやドライアイスを用いたここでしか飲めない映えドリンクを楽しむことができます。驚きだったのが、フローズンマッコリ! 韓国でお馴染みのマッコリを凍らせてフローズンカクテルとしてオシャレにしています。

また大きな魅力なのが、30分に1回楽しめるデジタルアートショー。無料で没入型エンタテイメントを楽しめるとオープン直後から話題に。海をテーマにした3分ほどのショーは本当にクジラや魚が泳いでいるように見え、オーロラバーでは特等席でこのショーを見ることができます。ドリンクを片手に、没入型エンターテインメントを楽しめるのは、ここだけの特典! あまりの凄さに言葉を失いかける経験ができます。

오로라 바 Aurora Bar

所在地:韓国 仁川広域市 中区 空港文化路 127 インスパイア・エンターテインメント・リゾート2階オーロラ

営業時間:(月~木)12:00-24:00/(金~日)12:00-25:00

https://www.inspirekorea.com/ko/eat-and-drink/BAR-&-CAF%C3%89/aurora-bar

以上、まだまだ知られていない韓国最先端カフェ&ドリンクスポットでした。これから開発の進む仁川エリアで、流行の先取りをしてみませんか?

[Photo by Keiko Morota]

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