我が子に友達が出来るかしら? そんな不安を抱えるパパやママは多いのではないでしょうか?
気の合う友人が出来て欲しい、あわよくば素行が良い子で、なんてついつい心配してしまうのが親心。筆者の友人A子さんの息子にも、あるお友達が出来たのですが……。何があったのかA子さんから話を聞きました。
大人しい息子。お友達が出来て良かった
A子さんには小学生の息子がいます。
性格は穏やかで大人しい子だったので、小学校入学の際には「お友達出来るかな」「イジメられたりしないかな」と、不安でいっぱいでした。
しかしそんな心配も必要なかったようで、息子は毎日学校が楽しい! と、笑顔で通ってくれていました。
そんな息子が3年生になった頃、B君というお友達が出来ました。
かなりの仲良しのようで、B君はよく家に遊びに来るのです。
そんな仲良しのB君なのですが、A子さんは少し困っている事がありました。
ちょっと遠慮なさすぎない? 食べまくるB君に困惑気味
B君は、我が家に来て第一声が、
「お腹すいた!」
それも息子も一緒になって言うものだから、断ることが出来ません。
もちろんお菓子や軽食を出しますが、困っているのは頻度が多すぎるという事なのです。
酷い時には週5で、学校終わりに毎日我が家に来ます。
そして当たり前のように何かを食べて帰るのです。
まだ幼い小学生で、遠慮がないのは仕方がないのかもしれませんが、たまにオカワリもしてお腹いっぱい食べて帰るB君。
我が子がよそのお家に行く時は、必ずお菓子と水筒を持たせるようにしています。
ところが、B君はそのような配慮は一切ありませんでした。
ママはスルーしてくるし、一体どうすればいいの??
そんなある日、参観日でBママに会うことがありました。
A子さんは挨拶しに行ったのですが、めちゃくちゃ視線を逸らして会釈され、会話はすぐに終了。
困ったA子さんはママ友に相談すると、
「完全にターゲットになってるねぇ。」
実はB君家は、どこへ行く時も絶対にお菓子などを持たすことは無いそうです。
酷い時には夕飯も食べさせてもらうよう、親から言われているとのことでした。
息子とは本当に仲良しで、B君自身は悪くないし、いい子ではあるのです。
どう切り出していいか分からず、とても困っている出来事です……。
まとめ
最終的にA子さんはなるべく外で遊ぶよう伝えて、家で遊ぶ回数を減らすしかなかったのだそう。
回数が増えるとその分出費もかさみますが、かと言ってハッキリ言うのも難しい問題ですよね。
Bママに悪気はないのか確信犯なのかはわかりませんが、それでもある程度の遠慮や礼儀は必要ですので、子どもがもう少し大きくなって理解してくれそうであれば、優しく伝えるしかないのかもしれません。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K