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バレー女子日本代表 写真:アフロ
<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)13日 予選ラウンド 第3週2戦目 日本 2-3 カナダ @日本・福岡>
パリ五輪出場権がかかるバレーボールの国際大会、ネーションズリーグ。
予選ラウンド 第3週2戦目の13日、世界ランク6位の日本は勝利すればパリ五輪出場が決定する大一番でカナダ(同10位)にセットカウント2-3で逆転負け。パリ五輪の出場権は持ち越しとなった。
第1セット、日本はカナダのパワーと高さに苦戦。それでも古賀紗理那(NECレッドロケッツ)、石川真佑(イル・ビゾンテ・フィレンツェ/イタリア)のスパイクで食らいつく。
終盤まで一進一退の攻防が続いたが、宮部藍梨(ヴィクトリーナ姫路)のBクイックで23-22と逆転すると、最後は林琴奈(JTマーヴェラス)が押し込み、25-23で第1セットを奪う。
続く第2セット。途中出場の宮部が躍動しリードする展開。一時は14-14の同点に追いつかれるも、古賀、岩崎などの4連続ポイントで勝ち越すと、そのまま25-22と逃げ切り連取する。
あと1セットでパリ五輪の切符となった日本。第3セット、負ければパリ五輪が遠のくカナダの猛攻を受け、4連続ポイントを奪われて序盤から4点差をつけられる。
しかし、負けられない日本も山田二千華(NECレッドロケッツ)のブロード攻撃が決まると、古賀のバックアタックで16-16と追いつく。
このまま流れに乗るかと思われたが、大事な終盤でまさかの5連続ポイントを奪われるなど20-25でこのセット落とす。
第4セット、序盤からサービスエースを奪われるなど攻撃にチャンスをなかなか掴めない日本。
終盤古賀の強打、サービスエースが炸裂するも21-25でカナダに連続でセットを奪われる。
運命の最終セット、意地と意地のぶつかり合いとなる。
大事な場面でキャプテンで絶対的エース・古賀が強烈なスパイクを叩き込むとブロックも決める。
14-14まで粘った日本だったが、最後は相手のサーブがコートエンドに決まり2-0からまさかのフルセット逆転負け。パリ五輪切符は15日のセルビア戦に持ち越しとなった。
<ネーションズリーグ 予選ラウンド第3週 第1戦>
日本 2-3 カナダ
25-23/25-22/20-25/21-25/14-16