まさかの逆転負けの日本女子・真鍋監督 カナダの2枚看板に計57点献上に「どうしようもない」 石川途中交代は「決定率悪かったから」

 カナダにフルセットの末、敗れた古賀紗理那(左から2人目)ら日本代表の選手(撮影・中田匡峻)

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本2-3カナダ」(13日、西日本総合展示場)

 世界ランク6位の日本が同10位のカナダと対戦し、2-3(25-23、25-22、20-25、21-25、14-16)でまさかの大逆転負け。勝利なら6大会連続となるパリ五輪出場権獲得が事実上確定した一戦だったが、五輪切符は14日以降に持ち越しとなった。

 試合後、真鍋監督は「最初の2セットは我々が思っているバレーができたが、3セット目からずっと守っていた。順調にいくとは最初から思っていなかったが、3番(バンライク)と9番(グレイ)が素晴らしく、ブロックでは止めきれなかった」と、苦笑いで振り返った。3セット目以降については「サーブで崩されることが多かった。ブロック2枚でスパイクが決まらない。サーブで崩しても2枚ブロックで止めきれない。スパイクだけで50点決められたと思う。どうしようもない」と、首を振った。バンライクに27得点、グレイには30得点を許した。

 石川を途中で下げたことについては「決定率が悪かったから。以上です」と、語った。

 15日のセルビア戦に向けては「1日空く。気持ちを切り替えていきたい」と、語った。

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