ObsidianのCEOがTango Gameworksなどの閉鎖で動揺する人々へコメント―「明日の事は心配していない」

ObsidianのCEOがTango Gameworksなどの閉鎖で動揺する人々へコメント―「明日の事は心配していない」
『Avowed』

Obsidian EntertainmentのCEOであるFeargus Urquhart氏は、ゲーム業界のレイオフやスタジオ閉鎖について海外メディアPC Gamerからの質問に答えました。

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衝撃が大きかった4つのスタジオの閉鎖

マイクロソフトがベセスダ・ソフトワークスでの人員削減を行い、Tango GameworksやArkane Austinなど4つの開発スタジオを閉鎖したということが5月に報じられていました。

このことはゲーマーへの衝撃も大きくSteamにて『Hi-Fi Rush』に逆レビュー爆撃があり、開発したTango Gameworksの江頭和明氏が同作は高く評価されていたことをふまえて「Not enough?」とのコメントをするということもありました。

「明日の事は心配していない」

そうした情勢から海外メディアPC GamerがObsidian EntertainmentのCEOであるFeargus Urquhart氏に、6月10日に開催された「Xbox Games Showcase」の後で業界のレイオフやXbox Game Studios傘下であることについて質問。Urquhart氏は上記の4つのスタジオの閉鎖や最近6カ月に起こったレイオフは「人々を心配させ、動揺させた」ものの、同社としては「これが今取り組んでいるもので、私達はそれを信じている。Tango GameworksやArkane Austinが彼らの取り組んでいたことを信じていなかったとは言わないが、私達はただ冷静に前に進み、すごいゲームに取り組んでいると言うだけだ」と答えています。

またXbox Game Studiosが買収した多くのスタジオにとって良き管理者であるか信じているかという質問に「はい」と答え、ほかの傘下スタジオとも話し合いの場を持っていることを明かしています。Urquhart氏は業界で起こっていることを悲しく思っているものの、「私が自分の仕事をして、それがうまく言っている限り、明日の事は心配していない」と同社の未来について語ったということです。


Obsidian Entertainmentが手掛けているアクションRPG『Avowed』はXbox Series X|S/Windows(SteamMicrosoft Store)向けに2024年に発売予定で、Game Passにも対応します。

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