チアゴ・モッタ新監督を迎え入れたユヴェントス、マンチェスター・Uのグリーンウッド獲得に向けてオファー提示か

写真:ユヴェントスから関心を集めるグリーンウッド©Getty Images

ユヴェントスは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド人FWメイソン・グリーンウッドの獲得に興味を持っており、4000万ポンド(約80億円)のオファーを提示したという。イギリス『Daily Mail』電子版が伝えている。

グリーンウッドは、2022年1月に恋人へのDVや暴行などの容疑で逮捕され、その後すべての容疑は取り下げられた。この1件からマンチェスター・ユナイテッドは同クラブでのプレーは難しいと判断し、今シーズンはヘタフェへレンタル移籍していた。

1年間のレンタル期間が終了し、マンチェスター・ユナイテッドへ一先ず復帰することになるが、新加入選手獲得にむけて資金を確保したい同クラブは、グリーンウッドを完全移籍での放出を考えているという。

『Daily Mail』は、マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスの両クラブが、グリーンウッドの移籍をめぐり、すでに交渉を開始していると報じている。さらユヴェントスは4000万ポンドのオファーを提示し、協議が具体化しているという。

ボローニャからチアゴ・モッタ新監督を迎え入れたユヴェントスは、チームの再編を行うようで、今夏の選手の入れ替えが予想されている。グリーンウッドと同じポジションを務めるイタリア代表のフェデリコ・キエーザや、ウェストハムから関心を集めるマティアス・ソウレの売却し、資金を捻出したいと考えているという。

またイタリア『Tuttosport』は、ユヴェントスがアストンヴィラのブラジル代表MFドウグラス・ルイスの獲得に近づいていると報じている。1800万ユーロ(約30億円)の移籍金に加えて、ウェストン・マッケニーとサミュエル・イリング=ジュニオールを取引に加えるようで、交渉は順調に進んでいるという。

ボローニャで旋風を巻き起こしたチアゴ・モッタ監督を招へいしたユヴェントス。アタランタのトゥーン・コープマイネルスも依然として狙っているようで、新指揮官の下でさらなる改革が行われることになりそうだ。

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