韓国戦で16得点の石川真佑、カナダ戦では9得点に「個人としてミスが少しあった」セルビア戦に向けて「しっかりと準備をしたい」

6月13日、女子バレーボールの「ネーションズリーグ(VNL)」予選ラウンド第3週・福岡大会が北九州市・西日本総合展示場で行なわれ、世界ランク6位の日本代表は同10位のカナダ代表と対戦。先に2セットを連取しながら、3セット奪われてセットカウント2-3(25-23、25-23、20-25、21-25、14-16)と逆転負けを喫した。6大会連続となるパリ五輪の出場権獲得は15日以降に持ち越しとなった。

12日の韓国で16点を決めながら、カナダ戦では9得点にとどまった石川真佑は、「相手も勝ちにくる姿勢が見られましたし、自分たちも本当に切符を賭けた試合で、最後、競った場面で勝ちきれなかった。個人としても途中で交代して、ミスも少しあったので、そこは自分で反省しないといけない」と口にした。
2セットを先取しながら、3セットを奪われる逆転負け。「こういった展開でも全員が攻める姿勢を持っていましたし、受け身にならずにとコートのなかでも声がかかっていた」と、前向きな姿勢で戦ったと振り返った。

パリ五輪の切符は15日に行なわれるセルビア戦に持ち越しとなった。「1日空いてセルビア戦になりますが、もう一回、気持ちを切り替えて、スタートからいいパフォーマンスができるように準備して、私個人としてもしっかりと準備をしたいと思います」。9得点に終わったカナダ戦から心機一転、石川には二桁得点はもちろんチームを牽引する働きを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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