日本代表DFが「アーノルドを彷彿」 海外ステップアップの26歳に韓国メディア注目

C大阪で活躍を見せた毎熊晟矢【写真:徳原隆元】

毎熊晟矢が海外クラブへの移籍を前提とした準備のためチームを離脱

J1セレッソ大阪の日本代表DF毎熊晟矢が、海外クラブへの移籍を前提とした準備のためチームを離脱した。6月13日にクラブから発表されたなか、移籍先の候補であるオランダ1部AZアルクマールについて海外メディアも注目している。

13日にC大阪は、毎熊について「現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定」と公表。今後、去就の動きが注目される1人となった。

韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」もこの件について触れ、移籍先の候補に日本代表DF菅原由勢が所属するAZが挙がっていることを報じた。そのうえで「毎熊は日本屈指の右サイドバックだ」と、その才能を評価し去就に注目している。

「2023シーズン、C大阪はJ1リーグ9位の成績だったが毎熊はその年のベストイレブンに選出。トレント・アレクサンダー・アーノルド(リバプール)を彷彿とさせるキック力とドリブルの強さは、欧州リーグへの移籍の噂にも絡んでいる」

名門リバプールのイングランド代表DFトレント=アレクサンダー・アーノルドの名前を引き合いに出しつつ毎熊を紹介。AZが興味を持った理由として「菅原の5大リーグ移籍の噂」も一因だとしている。

記事では毎熊の移籍が決定した場合、「AZにとって今夏の移籍市場で補強“第1号”になる」と指摘。続報はクラブからの発表待ちとなるが、日本を支えるサイドバックの将来はどこに向かうのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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