フェラーリやランボルギーニの元デザイナー、中国の小鵬汽車がデザイン責任者に起用

ファンマ・ロペス氏

中国の小鵬汽車(シャオペン、Xpeng)は6月11日、デザイン責任者にフアンマ・ロペス氏を起用した、と発表した。

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ロペス氏は、24年間にわたり、自動車デザインに携わってきたベテランだ。2001年にランボルギーニに加入し、内装デザイン責任者として『ガヤルド・スパイダー』、『ムルシエラゴ・バルケッタ』、コンセプトカー『ミウラ』をデザインした。

2004年にはアウディに移り、内装デザインマネージャーとして『A4』や『quattroコンセプト』のデザインに携わった。

2010年から2018年にかけては、フェラーリで外装デザイン責任者を務め、25車種のデザインに従事。『ラ・フェラーリ』、『SF90ストラダーレ』、『モンツァSP』などのスポーツカーを手がけた。

また、中国では、BYDでグローバル外装デザインディレクターを務め、『E-SEED GT』コンセプトカーの外装デザインを主導した。

ロペス氏の加入により、小鵬汽車はデザイン面での革新と国際競争力の向上を図る、としている。

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