高木豊氏「神様は新庄監督だと思いますよ」 山本拓実を移籍後初勝利に導いた指揮官の“筋書き”に熱視線

◆ 「新庄監督はその筋書きを描いていた」

日本ハムは13日、中日との試合(エスコンF)に9-4で勝利。山本拓実が古巣相手に移籍後初白星を手にした。

2点ビハインドの6回から3番手としてマウンドに上がった山本は、一死から中田翔に左安を許すも、続く宇佐見真吾を三直、山本泰寛を空三振に抑え1イニングを無失点に抑えた。

その裏の攻撃で味方打線が2点差をひっくり返し逆転に成功。中日に在籍していた22年以来、約2年ぶりの白星を飾った。

山本は試合後のヒーローインタビューで「自分を育てていただいた球団でもあるので、不思議な縁があるというか、野球の神様っているんだなと思いました」と感慨深げに話した。

移籍後初白星を手にした山本について、13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の高木豊氏は「ヒーローインタビューで神様はいるんだなって話してましたけど、神様は新庄監督だと思いますよ」と話を切り出すと、

続けて「負けていたあの場面で使わないと勝ち投手にならないですよね。そこで使ったという演出、新庄監督は(勝利投手になる)その筋書きを描いていたんじゃないのかなと思います。なので新庄監督が神様だと思っても良いと思いますね」と指揮官の采配に注目した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

© 株式会社シーソーゲーム