宇佐美貴史は「ナイーブで気にするタイプ」安田理大が明かす、天才の復活のワケ“後ろにいる坂本一彩が…”

毎週木曜日に『DAZN』で最新作が配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回は内田と同じ「調子乗り世代」の安田理大がゲスト出演し、先日日本代表が使った3バックシステムのことやJリーグについてトークを繰り広げた。その中では今季Jリーグで最少失点を記録しているガンバ大阪の話題も。チームのポイントの一つとして番組があげたのが「宇佐美貴史の覚醒」だった。

内田「もう32歳か…(出てきたときは)17歳とかじゃなかった?」

安田「オレがプロ2年目の時、西野朗監督に『宇佐美がユースから上がってくるから、お前教育係を頼むぞ』って言われて…」

内田「だからか!」

安田「だから何なん(笑)めちゃくちゃ上手かったからね、ホンマに。やっと覚醒したんか…彼はシュートが上手いのよ。左右両方で蹴れるし、振りがコンパクトで鋭い」

内田「技術があるのはわかるんだけどさ、メンタルはどうなの?宇佐美くんは」

安田「性格はナイーブやと思う。結構気にするタイプで、デビューの時も一睡もできなかったとかね」

現在はゼロトップで守備や落ちていく動きを中心にプレーしている宇佐美貴史。安田理大は彼が覚醒した理由について、パートナーとなっている坂本一彩の役割も大きいと話した。

安田「今宇佐美が前にいて、その1個下にいる坂本という若いやつが勢いあってめちゃくちゃ良いのよ。プレーも『先輩!』みたいな(笑)」

内田「一彩ね!大黒さん(大黒将志、現ティアモ枚方コ―チ)に教えてもらってたよね。角度のないところからのシュートがめっちゃ似てる。イサ、頑張ってますか…」

安田「宇佐美も昔は先輩に支えられながらという感じだったけど、年齢も高くなってきてメンタルが安定してきたんじゃないかな。後輩にしっかり背中を見せていかなアカンと」

坂本一彩はガンバ大阪のユース出身で、2020年にはU-23チームの一員としてJ3リーグで11試合3ゴールを決めた経験を持つ20歳のストライカー。

日本代表、2022年にピークを迎えていなければならなかった10名

昨年ファジアーノ岡山へと期限付き移籍してJ2リーグを戦い、今季ガンバ大阪へとローンバックしてきた。ポヤトス監督に評価され、4月末からはレギュラーの立場を確固たるものにしている。

かつてはアンダーの代表チームにもコンスタントに招集されており、ロールモデルコーチとして帯同していた内田篤人もよく知る選手の一人である。

© 株式会社ファッションニュース通信社