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人を魅了するポイントを5つ、一般社団法人日本プロトコールアンドマナーズ協会の松田先生にお聞きしました。後編です。
【マスト3】作法に適った正しい挨拶は、おじぎをしてから「おはようございます」
あいさつは「互いの信頼関係を深め、知的な交際をする為の方法」です。作法に適った正しく美しい挨拶をすることは、人として国際人としての重要な資質です。
この順番で挨拶をしていますか?
1・日本のお辞儀を行う時には、まず正しい姿勢で立ち、温顔でお相手の目を見ます。
2・その場に相応しい挨拶「おはようございます」や、「こんにちは」、「おつかれさまでございます」など言葉を述べます。
3・挨拶の言葉を終えてから、礼をします。つまり、こちらも「一回一動作」で行います。
正しいおじぎは、腰から頭が一直線です
礼をする時には、腰から頭までは一直線上にあり、腰から身体を傾けます。傾けたところで一旦、身体の動きを止め、より丁寧に行う時には、傾けた時よりも時間を掛けて身体を元の正しい姿勢になるように起こします。
顔の表情で大切なことは? 次ページ
【マスト4】温かな人柄がにじみ出る「温顔」をしていますか?
温顔とは、笑顔とは似て非なるものです。
温顔とは、日頃から優しい気持ちで生きている証となります。「つくり笑顔」のような表面的な表情の笑顔は心の伴わない振舞いとなり、温顔とは違います。
温かな人柄がにじみ出た顔のことを温顔といい、このことは、たとえマスクをしていてもお相手には伝わるものです。
【マスト5】あなたから発せられる声と話し方が、相手に心地よく伝わるには
声は、コミュニケーションの主要なものの一つです。勿論、話す内容は重要ですが、特に初対面の方に自分の気持ちを正しく伝えたい時には、その人から発せられる「声(表情を含む)」が鍵を握ると言っても過言ではありません。
世界中で活躍する方々は、その場が自分にとってもお相手にとっても心地良い空間となるように、心地よい声で話すようにしつけられます。
心地よい声を出す秘訣とは 次ページ
心地よい声はどうしたら出ますか?
心地よい声とは、明るく優しい響きや広く深い響きのある声と言い換えることが出来ます。
話す時には、滑舌よくはっきりと、口調はできるだけゆったりと、言葉遣いは丁寧にすることを意識して、心がけましょう。
マスクをしている状態で話す場合は、お相手にとって聞き取りずらい状況になることもありますので、ゆったりと、はっきりと、丁寧に話すことを意識するとよいでしょう。
上記の5つのポイントをおさえることで、信頼感や好感や安心感を周囲の方々に与えこととなります。
ぜひ、「あなたと一緒に仕事をしたい」と言われるレディを目指しましょう。
本記事は2022年5月に初回配信されました