若林(橋本淳)が隠ぺい指示を証言!ついに海斗(赤楚衛二)が窮地に立たされる<『Re:リベンジ』第10話完全版>

『Re:リベンジ-欲望の果てに-』第10話あらすじ完全版

朝比奈陽月(芳根京子)は、天堂記念病院の医師・大友郁弥(錦戸亮)から、妹・美咲(白山乃愛)の死にまつわる話を聞く。

【写真18枚】窮地に立たされる海斗(赤楚衛二)!『Re:リベンジ』第10話を写真で振り返り!

美咲は手術中の医療ミスが原因で亡くなった可能性があり、その証拠を理事長である天堂海斗(赤楚衛二)がもみ消したという。

海斗に確かめようとする陽月だが、郁弥は来週の週刊誌にこの事件の記事が出る、それまで待つべきだと話す。しかし、翌週の週刊誌に記事は掲載されなかった。

紗耶に会いに行った陽月は衝撃の事実を知る

海斗は心臓血管外科プロジェクトを着々と進め、新病棟の建設にも着手。

陽月は記者・木下紗耶(見上愛)に会いに行くが、彼女は1週間前に亡くなったと聞かされる。落下し
たと思われるビルの屋上には遺書があったため、警察は紗耶をビルから飛び降りて自殺したと断定していた。

ショックを受け、呆然とする陽月。

その頃、海斗から事件について口止めされている医師・若林雄介(橋本淳)は週刊誌の記事について海斗に尋ねるが、海斗は「その件はもう解決した」と言うだけだった。

紗耶が自殺したとは思えない陽月は、海斗に直接事実を確かめることに。

陽月は、紗耶が亡くなる前に彼女と会い、すべてを聞いたと話す。海斗が医療ミスを隠蔽したこと。海斗に好意を寄せる紗耶の気持ちを利用したこと。海斗はすべて憶測に過ぎないと言い、紗耶の死が権力争いに利用されないためにも他言しないようにと念を押した。

陽月に相談された郁弥は、緊急の理事会を開き、理事たちの前で海斗を問い詰める決意をする。そのためには若林の証言が不可欠だが…。

臨時理事会での証言を若林に依頼する陽月

陽月は若林の家を訪ね、理事会での証言を求める。1週間前に紗耶が亡くなったと聞いた若林は動揺し、海斗から隠ぺいを指示され従ってしまったと話して土下座した。

陽月は改めて、若林に頭を下げて理事会での証言を依頼する。

翌日、理事たちが緊急招集された。しかし、そこにいるはずの若林の姿はない。

海斗が遅れて部屋に入り、臨時の理事会が始まる。陽月は理事たちの前で、美咲の死が医療ミスだったこと、海斗によってそれが隠ぺいされたことを打ち明ける。身に覚えがないと否定する海斗。

そこへ現れたのは…若林ではなく、美咲の執刀医・岡田千尋(内田慈)だった。

不在の若林に代わってここへ来たと話す岡田。海斗は岡田に医療ミスがあったのかを尋ねる。岡田は陽月に、家族が亡くなったつらさは分かるが逆恨みするべきではないと諭し、理事たちに向かって「手術に一切のミスはありませんでした」と言い切る。

そうして、臨時の理事会は終了した。

海斗は郁弥を解任しようと動く!

陽月は理事長室を訪れる。若林を脅したのかと責める陽月に、海斗は「いい加減にしてくれ!」と声を荒げた。

こんなことをしても美咲は生き返らないと言う海斗に、陽月は「何を守ろうとしているの?真実を歪めてまで」「海斗、ずっと苦しそうだよ?」とつぶやく。

虚を突かれ、「もう帰ってくれ」と言うのが精一杯の海斗。

病院を去る決意をした陽月は、辞表を提出。そこへやって来た郁弥は、陽月に「まだ終わりじゃない」と訴える。

海斗は、病院の会長・皇一郎(笹野高史)に理事会での出来事を報告し、郁弥を別の病院へと追い出す策を提案。これから開かれる理事会で、さっそく郁弥の解任を決議するという海斗。その席に会長も同席してほしいと言う。

もし反対する理事がいたとしても、会長の鶴の一声で押し切れると話す海斗を見て、皇一郎は「見違えたな」と笑い、理事会への出席を快諾した。

理事会に若林が…!証言をするのか?

そして理事会が始まった。海斗は郁弥の解任を提案し、皇一郎はそれを了承。

その時、郁弥が発言する。病院を去る前に今一度、美咲の医療ミスとその隠ぺいを問い正すという郁弥。そこへ、陽月と共に若林がやってきた。

若林は会長や理事の前で、美咲の死は医療ミスが原因だったと思われること、さらにそれを知っていながら隠ぺいに加担したことを堂々と話し、頭を下げる。

郁弥が「その隠ぺいは誰に指示されたのでしょうか」と問うと、若林は「天堂理事長です」とはっきりと答える。

権力を手に入れたはずの海斗は、ついに絶体絶命の窮地に立たされた…。

© 株式会社フジテレビジョン