川上塗料が新規上場 名証メイン市場に

銘柄プレートに手を添える西村社長

 工業用塗料の製造・販売などを手掛ける川上塗料(本社兵庫県)は13日、名証メイン市場に上場した。東証スタンダード市場との重複上場。

 設立は1945年。工作機械や家電向け塗料など産業塗料の製造・販売、塗装工事の請負も行っている。2023年11月期の連結売上高は61億4200万円、純利益は2億300万円。

 会見した西村總一社長は「名証上場で個人株主にアピールし、株主基盤を強化したい。また、東海地方で認知を高めることで、新規顧客開拓につなげる」と話した。

© 株式会社中部経済新聞社