日本刀を振り回し逃走する強盗犯…危険極まりない犯人の拘束に役立った、あるモノとは

多国籍ボーイズグループ・&TEAMのFUMA、お笑いトリオ・ハナコの岡部大、EXITのりんたろー。と兼近大樹、ぺこぱの松陰寺太勇、俳優の工藤美桜が6月13日放送の『THE突破ファイル 2時間SP』の再現VTRに出演。日本刀を振り回しつつ逃走する強盗犯を取り押さえるまでの警察官の奮闘を描いた。

彼女と一緒に郵便局を訪れていた中島(りんたろー。)は、局員に呼ばれて窓口へ。ちょうどその時、局内に怪しげな男が入ってきた。すると男は突然持っていた日本刀を抜き、椅子で待っていた中島の彼女を人質に取った。男は強盗犯だったのだ。

刃渡り70センチの日本刀を彼女の首に突きつけながら現金を要求する犯人。郵便局員はこっそりと通報ボタンを押して110番通報をしつつ、犯人の要求に応じてお金を用意していた。その頃、交通整理をしていた岡部、兼近、工藤、フウマのところにも強盗事件の連絡が入り、彼らはすぐさま郵便局へと向かった。

岡部たちが到着すると、ちょうど犯人が郵便局から出てくるところだった。工藤とフウマは拳銃を構えて犯人と向き合う。犯人も日本刀を地面に置こうとしたが、その様子を遠くから一般の住民がのぞいていた。周辺に住民がいる状況ではむやみに拳銃を使うことができない。それを知っていたのか、犯人は笑みを浮かべながら再び日本刀を振り回し、その場から逃走した。

手分けして犯人を追う警官たち。すると松陰寺巡査が犯人を発見。犯人がたじろいでいる間に反対側から兼近巡査も。犯人を挟み撃ちにしたものの街中での拳銃使用はできない。犯人も「撃って来いよ!どうした?」と余裕の表情を浮かべ、じりじりと松陰寺に近づいてくる。すると、ある程度の間合いに入ったところで松陰寺は拳銃のようなものを取り出して犯人に向かって撃った!これは「ネットランチャー(ネットグレネード)」と呼ばれるもので、スイッチ一つでネットを発射する防犯用の装備。しかし間一髪でネットを避けた犯人は松陰寺に向かって日本刀を振り回し、再び逃走。

犯人を追う警官たちに、パトカーで犯人を追っていた岡部巡査がある指示を出した。その指示に沿って犯人を追い詰める警官たち。やがて犯人は立体交差の歩道に追い込まれた。逃げ場のない立体交差の歩道上に追い詰めるのが岡部の作戦だったのだ。立体交差上の十字路の真ん中に追い詰められた犯人にじりじりと近づく警官たち。観念したかのように見えた犯人だったが、下の車道にちらりと目をやると次の瞬間、歩道から車道へと飛び降りてしまった。降りた真下にはちょうどトラックが通過しており、荷台がクッション代わりとなって犯人は足を引きずりつつも着地に成功。再び逃走を始めてしまった。

既に住人たちの避難は完了。しかし人影が少なくなったことで犯人が潜伏しやすくなってしまい、なかなか見つけることができない。商店街の裏手を捜索していた工藤巡査が犯人を見つけ、拳銃を構えるも躊躇(ちゅうちょ)してしまい、発砲することができずまたもや犯人を逃してしまう。

今度は商店街の出口でフウマ巡査が犯人を発見。逆側からも工藤巡査が追い付き、挟み撃ちにすることができた。しかし商店街には住人の姿もあり、拳銃を使うことはできない。フウマ巡査は警棒で犯人と渡り合うも、犯人の日本刀によって腕に傷を負ってしまった。ここでフウマ巡査は考えを巡らせ、犯人の後方に迫っていた工藤巡査にアイコンタクト。フウマ巡査の意図を理解した工藤巡査は小さくうなずいた。果たして彼らの取った行動とは?

フウマ巡査に向かって大きく日本刀を振りかざした犯人。すると次の瞬間、犯人の背後から工藤巡査がハシゴを振り下ろし、ハシゴのすきまを使って犯人をガッチリと拘束した。日本刀の間合いに入ることができない中、犯人の一瞬のスキを突いて背後からハシゴをかぶせることで動きを封じこめ、日本刀を無力化してしまったのだ。こうして犯人は確保され、その場で現行犯逮捕されたのだった。

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写真提供:(C)日テレ

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