演奏や寸劇で特殊詐欺対策呼び掛け ミーポくんが「マツケンサンバ」も 四日市で三重県警音楽隊など

【県警音楽隊の「マツケンサンバ」に合わせて踊るミーポくん=四日市市日永の日永カヨーで】

 【四日市】「特殊詐欺撲滅の日」(15日)を前に三重県警四日市南署(中西通署長)は13日、四日市市日永の日永カヨー1階中央広場で広報啓発イベント「その話・特殊詐欺を疑って!音楽隊がカヨーにくるよ!」を開いた。同署と関係機関などから約50人が参加した。

 県警音楽隊員22人が「銀河鉄道999」などを演奏。「マツケンサンバ」では、県警のシンボルマスコット「ミーポくん」が曲に合わせて踊り、買い物客ら100人余が集まった会場を盛り上げ、アンコールの拍手が起こった。

 演奏をバックに、隊員らが犯人役と被害者役になって寸劇を演じ、「留守番電話の利用」や「自動通話録音警告機の設置」など、特殊詐欺被害防止の対策を呼びかけた。

 同店入り口では、「ミーポくん」や南署の広報犬「豆助」の応援で、同署員と各種犯罪被害防止の啓発活動をする「このまち良くし隊」の隊員らが、買い物客に特殊詐欺被害防止と併せて交通事故防止の啓発物を配布した。

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