フーシ派が貨物船を攻撃、船員1人重傷 イエメン沖=米軍

Nayera Abdallah Enas Alashray Yomna Ehab

[ドバイ/カイロ 13日 ロイター] - 米中央軍などの発表によると、イエメン沖のアデン湾で13日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射したミサイル3発がパラオ船籍の貨物船を直撃し、火災が発生、船員の1人が重傷を負った。

フーシ派は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘が終わるまで攻撃を継続すると表明した。

米中央軍は、米海軍の航空機が負傷した船員を近くの部隊の船に搬送したと説明。建設資材を積んだ同船は当時イタリアに向けて航行中で、攻撃で損傷したが航行可能だという。

フーシ派は前日にもギリシャの貨物船を攻撃。船は浸水し、紅海の港近くで救助を要請した。

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