レッドソックス、ナ・リーグ最高勝率フィリーズにカード勝ち越し 吉田正尚は復帰後初安打マーク

○ レッドソックス 9-3 フィリーズ ●
<現地時間6月13日 フェンウェイ・パーク>

ボストン・レッドソックスが先発全員安打の快勝。吉田正尚外野手(30)は「5番・指名打者」でフル出場し、復帰後初安打を放った。

レッドソックスは2回裏、6番エンマニュエル・バルデス、7番リース・マグワイアの連続二塁打で1点を先制。さらに8番ドミニク・スミスが安打で繋ぐと、9番セダン・ラファエラ、1番ジャレン・デュランが連続二塁打を放ち3点を追加。5者連続安打で4点のリードを奪った。

その後1点差まで詰め寄られたものの、4回裏にタイラー・オニールの12号3ランが飛び出すなど再び4得点。さらにこの回、二死一塁から第3打席を迎えた吉田が右前安打を放ち、復帰後初安打をマーク。チャンスを拡大し、フィリーズ先発のノラをマウンドから降ろした。

レッドソックスは6回裏にも1点を追加し、最終的に14安打、9得点を記録。ナショナル・リーグ最高勝率のフィリーズにカード勝ち越しを収め、貯金1を獲得。次戦はアメリカン・リーグ最高勝率のヤンキースと3連戦を行う。

この試合の吉田は5打数1安打、2三振という内容。左手親指の負傷から復帰して2戦目で復帰後初安打を記録。今季成績は打率.264、2本塁打、OPS.708となっている。

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