Number_iに次ぐ人気者育成急務のタッキー“新グループ覆面戦略答え合わせ”に「誰よ?」ツッコミ発生の必然

岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太(Number_i)(C)ピンズバNEWS

6月13日、滝沢秀明氏(42)のエンターテインメント会社「TOBE」が新グループDeePals(ディーパルズ)のメンバー6人の姿を解禁し、注目を集めている。

「DeePalsは、TOBEのTRAINEE(研修生)枠から誕生したグループとしては、5人組グループwink firstに続く2組目。5月17日に結成が発表された時点では“6人組”という情報以外のプロフィールが非公開で、アーティスト写真も帽子を深々と被っていて顔が分からないという、“覆面戦略”が注目を集めていました」(女性誌編集者)

DeePalsは高野秀侑(15)、星慧音(14)、高田憐(15)、中澤漣(14)、近藤大海(17)、横田大雅(14)――フレッシュな6人組で、6月に順次開催される東京・有明アリーナの三宅健(44)、北山宏光(38)、IMP.の単独公演に出演することも発表されている。

TOBEの公式サイトやX(旧ツイッター)で解禁されたDeePalsのヴィジュアルは、あどけなさを残したイケメン揃い。

今後に期待する声が多く寄せられている一方で、DeePalsには知名度のあるタレントが所属しているわけではないため、

《誰か知らんし誰でもいいけど、顔隠して「さあ〜誰でしょ?」て演出ダサかった。だって顔出ししたところで知らん人やもん》
《なんか、無名の人らを顔隠して引っ張って発表したのなんでなんかな?隠すぐらいやからそこそこ有名な人がおると思ったのに残念すぎる》

など、覆面戦略にツッコミの声も殺到してしまっている。

「“覆面戦略”はSNSで話題になりやすいため、トレンドのやり方ではあります。覆面で登場したら、まず最初に“中の人”の予想で盛り上がり、覆面を取った際の“え、あの人が!?”“やっぱりあの人だった!”という流れでバズリやすいですよね。滝沢氏の古巣である旧ジャニーズ事務所も、似た方法を採用したことがありました」(前同)

Hey!Say!JUMPは2020年10月12日、「Honey Bee」「Sindibaad」「John Darling」という3組の覆面グループとしてYouTubeにPVを公開し、ネット上の注目を集めた。

3組の頭文字を並べると「H(ey)S(ay)J(UMP)」であること、Honey Bee名義の楽曲『狼青年』のPVで見せたダンスパフォーマンスから早期の段階で“正体はヘイセイでは”となったが、ネタばらしをする約1か月後の同年11月11日より前の時点で『狼青年』のMVがYouTubeで500万回再生を超えるなど、大いに注目を集めたのだ。

なお、Sindbaadはアニメ仕立てのPV、John Darlingは奈緒(29)が主演のドラマ仕立てのPVだった。

■滝沢氏はTRAINEEを売り出していきたい

また、嵐・櫻井翔(42)主演の連続ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系/23年1月期)と続編『新空港占拠』(24年1月期)は、主人公と対峙する武装集団が仮面とボイスチェンジャーを使っていて、劇中で発覚する瞬間までキャスト非公開だったことから、考察がXで沸騰したことも記憶に新しい。timelesz・菊池風磨(29)や高橋メアリージュン(36)など多くの人気タレントが出演していたが、アゴの輪郭などを手掛かりに視聴者は考察を楽しんだのだ。

「そういったケースに比べるとDeePalsは全員一般的な知名度はないため、ヘイセイや『占拠』と違って、覆面を取った際、“誰よ?”という声が噴出してしまうのは当然ですよね。

ただ、それでもこうして話題にはなっている。DeePalsはまだ完全に無名なわけで、スタートダッシュの勢いをつけるためにも、滝沢氏としては少しでも盛り上げたかったのではないでしょうか。若いグループを育て上げていくことは、現状“Number_i一強状態”のTOBEにとっては急務課題でしょうからね」(芸能プロ関係者)

現在のTOBEは、平野紫耀(27)、岸優太(28)、神宮寺勇太(26)のNumber_iの驚異的な人気によって支えられているところがあるだろう。

「滝沢氏はNumber_iが生み出している利益を留保するようなことはなく、どんどん先行投資することで他のTOBEタレントを成長させて売っていき、会社を発展させたいといいます。

そして、先にお披露目されたwink firstが結成時点で平均年齢11.6歳であることが注目を集めたように、TRAINEE(研修生)はまだ若く、多くの可能性を秘めている。

TOBEは5月31日に日付の変わった瞬間の0時、転職求人サイト『マイナビ転職』でスタッフの求人募集を開始しましたが、これも、TRAINEEを本格的に育成するために人員を増員しているのでは、と言われていますね」(前同)

滝沢氏はTOBEのオールスターライブ『to HEROes』(3月14日~17日)の終了後、スポーツ紙のインタビューで「TOBEの未来像」を聞かれ、こう話している。

「日本はもちろんですけどやっぱりグローバルに通用するアーティストを打ち出していきたい」

覆面戦略で話題になったDeePalsは、グローバルに通用するアーティストになれるだろうか。

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