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初飛行テストを行なうHH-100商用無人航空輸送システム実証機。(資料写真、西安=新華社配信)
【新華社西安6月14日】中国航空機大手の中国航空工業集団(AVIC)はが独自に研究開発したHH-100商用無人航空輸送システム実証機の初飛行テストが12日、陝西省西安市で行われ、成功した。各システム・装置が正常に作動し、飛行姿勢が安定し、状態が良好で、予定のテストを完了した。
無人飛行器と指揮コントロールシステム(地上局)で構成されている。最大離陸重量2トン、有効積載量は700キログラム、最大積載時航続距離520キロメートル、最大巡航速度は時速300キロメートル、最大動作高度は5千メートルとなる。
主要活用シーンはフィーダー輸送、森林・草原火災の消火や災害救援物資の投下、緊急対応中継通信、人工気象操作などにも使えるとしている。
AVICは現在、大型機の研究開発を進めている。市場の大型化、スマート化、低コスト化、高信頼性へのニーズに対応する。