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岡山県の伊原木隆太知事(57)は14日、任期満了に伴う知事選(10月10日告示、同27日投票)に、4選を目指して立候補する意向を明らかにした。6月定例県議会本会議で自民党の代表質問に答えた。無所属で出馬する見通し。知事選への立候補表明は伊原木氏が初めて。
伊原木氏は「就任以来、県発展の好循環の起点は教育再生と産業振興との強い信念で施策を展開し、成果が表れてきた。県のさらなる発展のため4期目に向けて挑戦することを決意した」と述べた。
伊原木氏は岡山市出身で東京大工学部卒。外資系経営コンサルティング会社勤務を経て、米スタンフォード大経営大学院でMBA(経営学修士)を取得。1998年から天満屋社長を務め、2012年に退任。同年の岡山県知事選で初当選した。
知事選では他に、共産党県委員会などでつくる「民主県政をつくるみんなの会」が候補の擁立を検討している。