阪急阪神HD会長 宝塚歌劇団問題で謝罪 俳優急死問題後 初の株主総会

阪急阪神ホールディングスは大阪市内で定時株主総会を開き、去年9月に宝塚歌劇団で宙組の女性俳優が急死した問題について角和夫会長が「心よりおわび申し上げる」と謝罪しました。

阪急阪神ホールディングスの定時株主総会は去年9月に、グループ会社の阪急電鉄が運営する宝塚歌劇団で宙組の女性俳優(当時25)が急死して以降、初めての開催となりました。

株主総会は午前10時に開会され、1731人の株主が出席。

冒頭、角和夫会長が「株主をはじめ多くの皆さまにご心配をおかけし、心よりおわび申し上げる」と謝罪。「二度と問題を発生させないよう再発防止策に取り組んでいく」と述べました。

また株主からは、ガバナンス体制や劇団員の心身の健康管理体制など説明を求める声が相次ぎました。

この問題を巡っては上級生のパワーハラスメントなどを認めて補償する内容で遺族側と合意していて、去年9月に中断していた宙組による公演は6月20日に宝塚大劇場で再開する予定です。

© 株式会社 サンテレビジョン