「やっぱり母に会いたい」岩手・宮城内陸地震から16年 犠牲者へ祈り<宮城県栗原市>

2008年の岩手・宮城内陸地震では栗原市で最大震度6強を観測し、県内では14人が亡くなり、4人が行方不明のまま。

地震による土石流で従業員や宿泊客など7人が犠牲となった駒の湯温泉の慰霊碑には遺族や関係者が花や線香を手向け、犠牲者の鎮魂を祈った。

そして、地震が発生した午前8時43分に合わせ、黙とうを捧げた。

母親を亡くした菅原恵美さん

「毎年ですけど、やっぱり母に会いたい気持ちが強いので、 今年も会いたいねという思いで黙とうしました」

このほか栗駒と花山の慰霊碑でも犠牲者への祈りが捧げられている。

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