トレード期限の目玉、各球団の補強候補 メッツ・アロンソら挙がる

日本時間6月14日、1ヶ月半後にトレードデッドラインを控え、徐々にトレード補強の噂が飛び交う時期になってきた。『MLB.com』のマーク・フェインサンドがトレード放出されそうな10選手を、『ジ・アスレチック』のジム・ボウデンが各球団の補強候補について取り上げている。

フェインサンドが取り上げた10選手は、一塁手ピート・アロンソ(メッツ)、先発投手タイラー・アンダーソン(エンゼルス)、外野手ミゲル・アンドゥハー(アスレチックス)、一塁手ジョシュ・ベル(マーリンズ)、先発投手ギャレット・クローシェ(ホワイトソックス)、遊撃手ポール・デヨング(ホワイトソックス)、救援投手カルロス・エステベス(エンゼルス)、救援投手カイル・フィネガン(ナショナルズ)、先発投手カル・クオントリル(ロッキーズ)、救援投手タナー・スコット(マーリンズ)の10名。中でも今季既にプレーオフ進出が難しいと見られているエンゼルス、アスレチックス、マーリンズ、ホワイトソックス、ロッキーズに所属するベテラン(アンダーソン、エステベス、スコット、ベル、デヨングら)の放出は濃厚だ。

一方、ボウデンは30球団のデッドラインにおける補強ターゲットを取り上げている。大谷翔平と山本由伸が所属するドジャースは、外野手とブルペンを補強ポイントに挙げられた。具体的には前述のスコットやフィネガン、外野手ではテイラー・ウォード(エンゼルス)やルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)の名前も挙がった。鈴木誠也と今永昇太が所属するカブスは、キャッチャー・ブルペン・強打者がポイントに挙げられた。

今年のトレードデッドラインは現地7月30日午後6時に設定されている。。今年はかなりの混戦模様となっており、これから1ヶ月半の戦い次第でどのチームが売り手・買い手かがはっきりするだろう。菊池雄星(ブルージェイズ)もブルージェイズの成績次第では、デッドラインの目玉となる可能性がある。

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