警察学校伝統の耐久レース 18歳から28歳が過酷なコースを走り抜く

山道を駆け上がる佐賀県警察学校伝統の耐久走が行われ、新人警察官が約26キロのレースに挑戦しました。

13日午前8時ごろにスタートした佐賀県警察学校の伝統行事「北山26キロ耐久走」には今年4月に採用された18歳から28歳の初任科生など48人が挑みました。

これは初任科生の体力と精神力を鍛えるため45年前から行われています。

初任科生たちは佐賀市富士町の山あいにある「北山少年自然の家」までおよそ10キロの山道を含む26キロの道のりを走りました。

トップでゴールした 佐賀県警察学校 内村開 巡査(22)
「耐久走のために私は朝5時に起きて1人で学校の外周を走って準備してきました。これまで通りしっかり励んで立派な警察官になりたいと思います。」

「北山26キロ耐久走」は学生間の団結を深めることも目的の一つで、初任科生たちは互いに励まし合いながら過酷なコースを走り抜けました。

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