結婚式の挙行も回復し、新たな形にも変化?ここ数年の「結婚式」のリアルな動きを調査

6月といえば、ジューンブライド。言い伝えはたくさんあるが、「6月に結婚式を挙げる花嫁は幸せになれる」というような意味で知られている。

そこで今回は、『TimeTreeユーザーの予定動向をまとめた「未来データレポート」の6月版』として株式会社TimeTreeの社内研究所「TimeTree未来総合研究所」が「結婚式」をテーマにした調査を公開している。スケジュール管理としても多く利用されている「TimeTree」のカレンダーからのデータは、ユーザーが実際どのように結婚式を予定しているのか、スケジュール情報からリアルな動きをみてみよう。

■コロナ禍で減少した「結婚式」予定の登録も直近3年で回復傾向に

「結婚式」の予定を登録する人の数の推移を調査してみると、コロナ禍の影響で2019年から2021年で5割ほど落ち込んでいる。しかし、2022年以降は予定登録者が大きく回復し、2024年現在も回復傾向にあることが分かる。

コロナ禍の影響が大きかった頃と比べ、結婚式の挙行が回復しているというのもそうだが、招待するゲストの規模も元通りに広がりつつある、というのも影響としてあるのかもしれない。

■結婚式の予定が増えるのは、ジューンブライドの6月よりも11月!

続いて気になるのは、1年の中で結婚式が挙げられることが多いタイミングである。こちらのデータでは2019年から2023年の月別の「結婚式」予定数から分析している。今回の調査のきっかけとなったジューンブライドといわれる6月は意外にもあまり多くなく、最も予定数の多い月は11月ということが明らかになった。

これから結婚式を予定される方にとっても、きっと参考になるのではないだろうか。

■コロナ禍以降「フォトウェディング」は結婚式スタイルの定番の1つに

最後に、新たな結婚式のスタイルとして登場している「フォトウェディング」の推移についてみてみよう。2019年から2024年までを比較したグラフをみると、2021年のコロナ禍のタイミングを機に一気に伸びていることが分かる。またコロナ禍が落ち着いてきてからも定着しており、結婚式スタイルの選択肢の1つとして多く選ばれていることが想像できる。

今回の予定数のデータだけでも、ここ数年で「結婚式」に対する見方や考え方が変化しているということがわかった。挙式や披露宴が当たり前ではなく、記念写真の撮影で手軽に実施できるフォトウェディングのスタイルも定着し、結婚式というものがもっと自由に、形にとらわれないものになってきた。今後もどのように変化していくのか楽しみだ。

■分析データについて
・2019年1月~2024年5月の期間の登録ユーザー(2019年1月:1200万、2024年5月:5500万)を対象にデータを分析
・分析に使用したデータは、匿名性を保った状態で収集し、個別のデータを扱うことなく統計的に処理しています

■TimeTree 未来総研について
TimeTree未来総合研究所は、全世界の登録ユーザー数が5500万人を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された90億超の予定データを統計的に分析するTimeTreeの社内研究所です。多様性に溢れ、先の読めない時代においても、みなさまが納得して未来を選べるきっかけをつくるために、予定データから見える世の中の動きや未来の兆しを発信しています。

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