資源循環へラベルを再生 ピエトロドレッシング2品に導入

ピエトロ(本社・福岡市、高橋泰行社長)は、フジシール(本社・東京都千代田区、柴田康裕社長)とグンゼ(本社・大阪市北区、佐口敏康社長)が製造する「ラベルtoラベル」のパッケージラベルを、看板商品のピエトロドレッシング(和風しょうゆとグリーン和風しょうゆ)2品に導入する。

「地球の健康に貢献する」という目標を掲げているピエトロがフジシールやグンゼの取り組みに賛同してこの取り組みを行う。

なお、和風しょうゆは5月28日製造分、グリーン和風しょうゆは9月中旬製造分からを予定している。また6月5日からピエトロレストラン(ピエトロ本店セントラーレとピエトロ次郎丸店)2店舗のレジ横に専用の回収ボックスを設置。使用済みラベルを回収する。

「ラベルtoラベル」は使用済みラベルから印刷されたデザインを取り除き、新しいラベルに再生する技術で資源循環と温室効果ガス削減に寄与する。ピエトロ店舗で回収およびピエトロ工場で排出したピエトロドレッシングのパッケージラベルからフジシールが印刷インキを剥離・再生原料化。グンゼがフィルムを製造し、新しいラベルに再生する形で水平リサイクルの流れを構築する。

「SDGsの一環として、水平リサイクルを通じたサステナブルな社会の実現に取り組んでいく」(ピエトロ)。

水平リサイクルの流れ

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