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【東京支社】一関市東山町の夏の風物詩だった大相撲合宿が今年、5年ぶりに復活する。約30年にわたり交流を重ねた東関部屋(2021年閉鎖)の後継に安治川部屋が名乗りを上げた。古里青森の隣県という以外、ゆかりのない地からの誘致にも師匠の安治川親方(45)=元関脇安美錦=は「この縁を大事にしていきたい」。創設1年半の若い部屋が東山の土俵に太い絆を刻みそうだ。
東関部屋の後継探しは難航していた。閉鎖した21年から地元の部屋後援会(松川誠会長)が中心となり、部屋が所属した高砂一門を候補に誘致に乗りだしたものの、不調に終わる。別の一門に声をかけても、話は前に進まなかった。