UFC 303のメインイベントでペレイラとプロハースカが再戦!

【UFC】

UFCのCEOを務めるデイナ・ホワイトは現地13日(木)、自身のソーシャルメディアチャンネルにて、UFCライトヘビー級王者アレックス・ペレイラが、日本時間6月30日(日)に控えたUFC 303のメインイベントでイリー・プロハースカを迎えて2カ月ぶり2度目の防衛戦に臨むことを発表した。

ザ・ノートリアスことコナー・マクレガーとマイケル・チャンドラーの対戦がマクレガーの負傷によって中止となったことを受けて発表したものだ。

UFC 300のメインイベントでジャマール・ヒルを相手にライトヘビー級王座を防衛したペレイラが、短期間でオクタゴンに戻り、馴染みあるプロハースカと対峙する。ペレイラとプロハースカは2023年11月、当時、空位だったライトヘビー級王座をかけてニューヨークを舞台に激闘を繰り広げ、“ポアタン”ことペレイラが勝利を収めている。プロハースカは同じUFC 300でアレクサンダル・ラキッチを下して復活勝利をあげたばかり。

また、ホワイトは新たなセミメインイベントとして、フェザー級王座に挑戦経験のあるブライアン・オルテガと、急上昇中のディエゴ・ロペスのスリリングなフェザー級マッチも公表した。オルテガは今年2月にメキシコシティでUFC復帰戦を飾り、ヤイール・ロドリゲスに待望の復活勝利を収めてフェザー級タイトル戦線における立ち位置を死守している。

2023年にブレイクしたニューカマーの1人として知られるロペスはUFC 300でソディック・ユサフを1ラウンドKOで下し、フェザー級の真の実力者であることをアピール。オルテガ戦は新王者イリア・トプリアへの挑戦権を争うフェザー級タイトル戦線に名乗り出る絶好のチャンスとなるだろう。

オルテガ対ロペス戦は当初に予定していた元ライトヘビー級王者ヒルと、ニュージーランド出身のカルロス・アルバーグの一戦に代わってセミメインイベントを務める。ヒルは膝を負傷してしまい、欠場を余儀なくされた。これを受けて、ブラジルが舞台となったUFC 301でビトー・ペトリーノを下したアンソニー・スミスが代打出場する。5試合連続のフィニッシュ勝利を含む6連勝中のアルバーグにとって大きなチャンスであることに変わりはない。

ペレイラ対プロハースカ2は2024年のインターナショナルファイトウイークを締めくくる一戦として行われる。

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