デジタルアーツ、ファイル転送サービス「f-FILTER」で大容量/保存期間延長オプションを提供

by 三柳 英樹

デジタルアーツ株式会社は14日、安全なデータの受け渡しを実現するDLP・ファイル転送サービス「f-FILTER」において、「大容量オプション」「保存期間延長オプション」を7月に提供開始すると発表した。

f-FILTERは、データ内の重要情報を判別する「DLP機能」や、「ファイル判定機能」「上長承認機能」「アンチウイルス機能」「ファイル閲覧権限管理機能」の5つの情報漏えい対策機能と、ファイルの受け渡しに必要な「ファイル転送機能」

デジタルアーツでは、「さらに大容量のファイルを送付したい」「監査のためにファイルの長期保存を行いたい」といった要望が多く寄せられたことを受け、ユーザーの運用状況に応じて選択が可能な2つの新オプションを追加するとしている。

「大容量オプション」では、標準で100MBのファイルまでアップロード可能なところ、20GBのファイルまでアップロード可能になる。保管できるファイルの容量は、ユーザーごとに最適なプラン(50GB、100GB、500G、1TB、5TB、10TB)を選択できる。

大容量オプションの価格(1契約あたり)は、50GBが年額5万円、100GBが年額10万円、500GBが年額30万円、1TBが年額50万円、5TBが年額100万円、10TBが年額200万円。

「保存期間延長オプション」では、通常30日間ファイルが保存されるところ、ユーザーのポリシーなどで最適な期間(1年、3年、5年、7年、10年)の保存が可能となる。また、同オプションにより、どのようなファイルがf-FILTERにアップロードされていたかを、後から確認できる。

保存期間延長オプションの価格(1ユーザーあたり)は、1年が1200円、3年が2400円、5年が3600円、7年賀4800円、10年が7200円。

© 株式会社インプレス