世界銀行が中国の経済成長見通しを4.8%に上方修正、中国外交部「成長する底力がある」

世界銀行が中国の経済成長見通しを4.8%に上方修正しました。写真は中国のスーパー。

中国外交部の林剣報道官は13日の定例記者会見で、世界銀行がこのほど発表した「世界経済成長見通し」で、中国の今年の経済成長見通しを4.5%から4.8%に上方修正したことについて言及し、複数の国際機関が相次いで中国の経済成長見通しを上方修正したことから、中国経済に対する国際社会の信頼を垣間見ることができると示しました。

林報道官は、「世界銀行の報告書に注目しているとともに、国際通貨基金(IMF)がこのほど、今年の中国の経済成長見通しを4月より0.4ポイント上方修正したことにも注目している。世界銀行の報告書は、中国の輸出などの経済活働が予想を上回っていることを指摘しているほか、中国税関総署のデータは、今年1~5月の中国の物品貿易の輸出入総額が前年同期より6.3%増加したことも示している。世界の製造大国として各国の市場にコストパフォーマンスの高い製品を提供することや、世界の消費大国として各国の商品に対する需要を生み出すことで、中国は積極的かつ顕著な役割を果たしている」と述べました。

林報道官はまた、「世界第2の経済体であり、世界経済の重要な一部として、世界経済の成長に対する中国経済の貢献度は長期的に高いレベルを保っている。中国経済が引き続き安定して成長することは、世界経済の回復を大きく後押しする」と述べ、「複雑で変化が激しい国際環境に直面する中、中国経済には波を乗り越えて成長していく底力がある」と強調しました。(提供/CRI)

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