瀋白高速鉄道の建平トンネルが貫通 中国吉林省

瀋白高速鉄道の建平トンネルが貫通 中国吉林省

 【新華社長春6月14日】中国鉄道建設大手、中国鉄建傘下の中鉄十五局集団は12日、遼寧省の瀋陽北駅と吉林省の長白山駅(延辺朝鮮族自治州安図県二道白河鎮)を結ぶ瀋白高速鉄道の重要難関プロジェクトである建平トンネルが同日午前10時に無事貫通したことを明らかにした。これにより、瀋白高速鉄道の吉林省内TJ−4区間2万5294メートルに設けられたトンネル10カ所が全て貫通し、同高速鉄道の吉林省区間工事が大きく進展した。

 同トンネルは吉林省通化市と白山市の境界に位置しており、全長は6524メートル。本線の最大掘削深度は約284メートルで、高リスクな大型複線トンネルであり、TJ−4区間で最長のトンネルとなっている。

 瀋白高速鉄道は全長428キロ、設計時速350キロで、2025年の開通を予定している。(記者/張博宇、周万鵬)

 

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