山崎紘菜主演のショートムービーが世界初公開!ショートフィルムの祭典「BRANDED SHORTS 2024」が開催

世界の動画マーケターが注目するブランディングを目的としたショートフィルムの祭典「BRANDED SHORTS 2024」が6月12日、赤坂インターシティコンファレンス「the AIR」にて開催。当日会場では女優・山崎紘菜が主演を務めるショートムービー『父を、乗せて。』が世界初公開された。

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)は、ブランデッドムービー(企業や広告会社がブランディングを目的に制作したショートフィルム)を表彰する部門「BRANDED SHORTS」を、同映画祭の⼀部門として2016年より展開している。

本年は「BRANDED SHORTS」に応募された747作品の中から、各部門ごとにノミネート作品が選出され、イベント当日に受賞作品が発表。オープニングトークやクロージングには、SSFF&ASIAの代表であり俳優の別所哲也が登壇した。

また、「一人ひとりが自分らしく輝くことのできる明日へ」をテーマに、完全栄養食「BASE FOOD」を開発・販売するベースフード株式会社が初製作したショートムービー『父を、乗せて。』が会場にて世界初公開された。

舞台挨拶に登壇した主演の山崎は、「ブランデッドムービーということですけど、一つの映画と同じ気持ちで取り組むというお話を監督から聞いていました」と話し、実際に演じてみた感想としては「タクシー運転手の役柄が初めてなので、運転しながらお芝居をしたことがなくて、すごく難しかったですし、自分にとって挑戦でした」と振り返った。

さらに、タクシー運転手の役柄を演じる上で「タクシーに乗るときに、運転手さんってこういう思いなのかなと考えたりと、自分の中で新しい視点や価値観が生まれました」と言い、役作りのためにタクシーに乗ることもあったそうで「普段何気なくタクシーに乗る中で、運転手さんってどういう動きをしているのかとか、どういうところに気を配っているのかなとちょっと観察していました」と話していた。『父を、乗せて。』は6月12日よりWEBで本編を公開予定。

「BRANDED SHORTS HR部門 supported by Indeed」(HR=人材採用)では、人材採用に繋がるブランディングの観点からHR Best Short Awardが選出された。こちらの賞には、全国料理業生活衛生同業組合連合会が広告主の、若い料理人が働く様子を描いた『そう、あの料理店で・・・♯1修行篇』が受賞。

受賞者の株式会社アイフィスの小原愛さんは「人材という点で、若い料理人が不足していたり、コロナ禍で打撃を受けた飲食店があります。人材不足ですが、今まさに忙しくなり始めているときに人材確保が大変ですが、それを前向きにとらえていただけるような映像をみんなで作れたと思います」とコメントした。

そのほかに、「Deloitte Digital Award」は丸紅株式会社の『できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇』、「観光映像大賞 観光庁長官賞」は千葉県成田市の映像作品の受賞などが発表された。

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