ビリー・アイリッシュ、“振られたことは一度もない”と明かす「別れを告げるのはいつも私」

ビリー・アイリッシュは多くのことを経験してきたが、振られたことだけは一度もないようだ。

ラナ・デル・レイとの米インタビュー誌での対談で、22歳のアイリッシュは“振られたことは一度もない”と明かした。しかし、彼女をただの“ハート・ブレイカー”と決めつけるのはまだ早いようだ。現地時間6月13日に公開された対談記事で、アイリッシュは「失礼になるからあまり詳しくは話せないですが、振られたことは一度もないです。別れを告げられたこともないです。別れを告げるのはいつも私です」と述べた。

「それを聞くと、みんなは“あなたはただ人の心を傷つけるだけ”って言います。確かにそうかもしれないですが、でもそれは相手が全く無実だという意味ではないです。“ここから出ていこう”、もしくは物事がうまくいかなかったと思っただけです」とアイリッシュは続けた。

彼女はさらに「本当に恋をしたことがどれだけあるかはわかりません。恋愛にもいろんなバージョンがあると思うし、深い恋愛である必要はないとも思います」と付け加えた。

【グラミー賞】を9度受賞したアイリッシュは、最近ではザ・ネイバーフッドのジェシー・ラザフォードと恋愛関係にあった。2人は2023年5月に別れるまで約7か月間交際した。

その後、アイリッシュは3枚目のスタジオ・アルバム『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』をリリースし、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で2位にデビューした。同作の収録曲はすべて米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にチャートインし、その中で「LUNCH」が最高位5位を記録した。

「LUNCH」では、アイリッシュが自身のキャリアで初めて、直接的に女性に対する気持ちについて歌っている。彼女はこの曲について、ラナ・デル・レイに「多くの面でより歓迎される時代になっているので幸運だと思います。今でも大きな問題ではありますが、実際に私を失望や不安にさせているのは、いつも自分を説明しなければならないという感覚です」と語った。

「世界の前で成長し、変わっていくのは本当に変な感じです。一番クレイジーなのは、自分自身について何かを発見したと思ったら、急にみんなにも知られるようになり、その発見がどんな風に感じさせるかを考える余裕さえありません」と彼女は付け加えた。

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