運航停止中の「クイーンビートル」 「修理の安全を優先し十分な工期を確保する」 運休期間を12日間延長

JR九州高速船は、14日、博多と韓国・釜山(プサン)を結ぶ旅客船「QUEENBEETLE(クイーンビートル)」について、当初6月28日までとしていた運休期間を、7月10日まで延長すると発表しました。

JR九州高速船によりますと、5月30日、博多から釜山への運航中に浸水が発生。その後乗客を乗せずに博多港に戻り、緊急点検を行ったところ、船首部分に溶接が割れている部分が確認されていました。

これを受け、JR九州高速船は、5月31日から6月28日まで運休し、修理を行うと発表していました。

その後、修理に関する工期を精査した結果、修理の安全を優先して、十分な工期を確保する必要があると判断し、運休期間の延長を決めたということです。

「QUEENBEETLE」は、6月17日から長崎県佐世保市の造船所での修理作業に入るということです。

6月29日から7月10日までの間に予約を入れている客に対しては、お詫びの連絡を入れるとともに、払い戻し手続きを行っているということです。

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