火災現場から住民救助した62歳男性「躊躇なく駆け上がった」 長野市消防局が感謝状贈呈

火災現場から高齢の男性を救助した配達員の男性に感謝状が贈られた。

火事は5月、長野市の住宅街で発生し、住宅と車庫の2棟が全焼した。

宅配の配送会社を経営する酒井進さん(62)は、仕事中に煙に気付き、住宅の2階から89歳の男性を救助した。

酒井進さんは、「屋根の方に火があがってましたが、この時を逃すともう無理だなと思ったんで、すぐ行きました。いつも2階からお父さん下りてくるのわかってたんで、躊躇なく2階に駆け上がって」と話した。

酒井さんには20年近い消防団の経験があり、長野市消防局は、「冷静で的確な行動が命を救った」と感謝を伝えた。

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