16日に復興交流館開館6周年記念「あぜりあ市」 福島県の葛尾むらづくり公社

 福島県葛尾村の葛尾むらづくり公社は16日午前10時から、村復興交流館あぜりあで開く。同館の開館6周年を記念した感謝祭。かつて村民に親しまれた丸太切り大会が19年ぶりに復活する。約20の事業所が各種ステージ発表や特産品の販売を行う。

 丸太切りは村内のイベント「かつらお自然の恵み感謝祭」で繰り広げられてきた。村のにぎわいにつなげようと復活させる。午後1時50分から開始予定で、10人程度が参加し直径10~15センチの丸太を切る速さを競う。

 ステージで移住者の大束晋さんによるルーマニア楽器「パンフルート」や、ピアノ奏者長峰由美子さんによる演奏を繰り広げる。三春サクソフォンアンサンブル、サクソフォン奏者の芳賀大峰さんも美しい音色を奏でる。

 特産品販売は村内外の企業や団体が出店する。ふるさとのおふくろフーズの伝統食「凍(し)み餅」や、HANERU葛尾のエビ料理、村女性会が作ったカレーなどが並ぶ。かつらおファームによるヤギのふれあい体験などもある。

 入場無料。時間は午前10時から午後3時まで。問い合わせは葛尾むらづくり公社へ。

 ■16日、リニューアルオープン

 葛尾村復興交流館あぜりあは16日、リニューアルオープンする。特産品コーナーがさらに充実した他、村の観光案内などが記された地図を掲示。村のさらなる魅力発信に向け、館内の配置を変更した。

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