日本テレビ系の「金曜ロードショー」（金曜午後9：00）では、7月12日のシリーズ最新作映画「キングダム 大将軍の帰還」の公開を記念して、6月28日から3週連続で山﨑賢人主演「キングダム」シリーズの前3作を放送する。
放送に向け、主人公の信役を務める山﨑は、「キングダム制作チーム、応援してくれているファンの皆さま、みんなの思いを乗せて進んで来ました。3週連続放送という言葉にキングダムで過ごしてきた信の時間を思い出して、うれしく思います！ 1作目〜3作目とそれぞれ違う形で『キングダム』の面白さが描かれていて、どの作品もすべてがものすごいクオリティーになっています。この3作品を観て、今回公開する4作目の『大将軍の帰還』を最高に楽しんでもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せている。
映画「キングダム」シリーズは、単行本累計発行部数1億部を超える原泰久氏の大ヒットコミックが原作。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信（山﨑）と、中華統一を目指す若き王・嬴政（吉沢亮）の活躍を描き、その壮大なスケールから実写化不可能といわれていた。これまで公開された3作での興行収入は165億円を超え、空前のメガヒットシリーズとなっている。「GANTZ」や「図書館戦争」、「アイアムアヒーロー」を手掛けた佐藤信介氏が監督を務める。今回、第1作「キングダム」と第2作「キングダム2 遥かなる大地へ」は、佐藤監督自らが監修し、「キングダム」シリーズの編集を手掛けた今井剛氏が未公開シーンや最新作「キングダム 大将軍の帰還」の本編を追加して再編集した「スペシャルエディション」として放送される。
6月28日は、2019年に公開された第1作「キングダム」を放送。原作の世界観を忠実に再現、日本映画の常識を打ち破るスケールと、主役級の俳優が大集結した超豪華な出演者陣で大きな話題を呼び、その年の邦画実写作品No.1ヒットを記録した。日本では実現しえないスケールの撮影を行うために、広大な面積を誇る中国浙江省の象山影視城での撮影を敢行。スタッフだけで約700人、兵士役のエキストラも、のべ1万人が参加。日本映画の常識をはるかに超える壮大なスケールは他を圧倒する。主演の山﨑をはじめ、吉沢、河了貂役で橋本環奈、成蟜役で本郷奏多、楊端和役で長澤まさみ、昌文君役で髙嶋政宏、魏興役で宇梶剛士、王騎役で大沢たかおなど超豪華な実力派俳優が大集結している。
時は紀元前245年、中国春秋戦国時代。天下の大将軍を夢見て日々剣術の鍛錬を積む少年・信（山﨑）が、弟に玉座を奪われながらも中華統一を心に宿す若き王・嬴政（吉沢）と出会う。2人は互いに熱き魂を胸に秘め、王宮奪還を目指し立ち上がる。信と嬴政の運命が歴史と共に大きく動き出していく。
7月5日放送の2週目は、その3年後に公開された第2作「キングダム2 遥かなる大地へ」をおくる。前作から半年後、大将軍を目指す信が、秦軍の一員として初陣に挑む「蛇甘平原の戦い」、隣国・魏との壮絶な戦いを描く。出演は前作に続いて山﨑や吉沢、橋本、大沢のほか、伝説の暗殺一族の末裔、羌瘣役として清野菜名、秦の将軍、麃公役に豊川悦司、魏国の将軍、呉慶役に小澤征悦、秦の宰相、呂不韋役に佐藤浩市が登場。前作を超える壮大なスケールの戦いが繰り広げられる。
7月12日は、昨年公開されたばかりの第3作「キングダム 運命の炎」を本編ノーカットで地上波初初放送。ついに100人隊の長となり、自らの部隊「飛信隊」を率いる信が、秦に対して積年の恨みを抱える隣国・趙の軍隊と対決する「馬陽の戦い」で、王騎将軍と初めて同じ戦場に立つ。また、嬴政が王騎に中華統一を目指す覚悟を示す場面では、嬴政のために命を懸けた恩人・紫夏（杏）とのエピソードが語られ、嬴政が中華統一を目指したきっかけが明らかになる。
これまでのシリーズ同様に原作者の原氏が脚本に参加し「キングダムの魂」ともいえる「なぜ、中華統一を目指すのか」というテーマに挑戦。亡き友と誓った夢に向かって突き進む少年・信。中華統一に挑む覚悟を問われる王・嬴政。そして何かに導かれるようにして戦地へ舞い戻ってきた将軍・王騎。それぞれの運命が交わる時、まだ見ぬ未来をかけた戦いが始まる。
本作では、これまでの出演者に加え、秦への深い憎しみを抱く将軍・万極役に山田裕貴、王騎の命を狙う超軍の総大将・趙荘役に山本耕史、頭脳派として名高い趙軍の知将・馮忌役に片岡愛之助が新たに登場。また、かつて嬴政の秦国への脱出計画を請け負い、後の嬴政に大きな影響を与えた闇商人・紫夏役として杏が出演する。
さらに、12日の放送では、番組最後に最新作「キングダム 大将軍の帰還」前半のハイライトシーン約5分をノーカットでテレビ初公開。この日公開される最新作「キングダム 大将軍の帰還」につながるシークレットキャストも登場する。
