特急「やくも」旧国鉄型電車特急車両ラストラン…岡山駅で県内外の鉄道ファンらが名残を惜しむ【岡山】

新型車両の運行開始に伴いJRの特急「やくも」381系が6月15日に定期運行を終了します。国鉄時代のデザインを復刻した「リバイバル」列車のラストランを一目見ようと多くのファンが見守りました。

岡山と山陰を結ぶ特急やくも。381系は1982年に投入されました。2023年から始まったリバイバル企画で、クリーム色の車体に赤い帯が特徴の「国鉄色」やくもが復刻し、多くの鉄道ファンを楽しませてきました。

国内で唯一残る国鉄型車両の最後の勇姿を見届けようと、岡山駅には多くの「撮り鉄」が集いました。

(三重から)
「(やくもの好きなところは?)ドラマやサスペンスで出てくる色や形エル特急だ!という感じが好き」
「なくなるのは寂しいが世代交代だなと思う」

中には10歳の熱烈ファンも!

(神奈川から)
「(やくもの好きなところは?)顔!(どんな顔をしてる?)先頭のヘッドマークがやくもから回送にくるくる回ったりするのが一番好き」

(中塚美緒アナウンサー)
「多くの人に見送られながら326人のお客さんを乗せて国鉄色やくも、今岡山駅を出発しました」

6月16日からは、全ての便が4月6日にデビューした新型車両273系で運行されることになります。

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