名古屋市で33.3℃ 今年初めてかき氷食べた人も…岐阜県美濃市は今年初の猛暑日

メ~テレ(名古屋テレビ)

連日暑い日が続き東海地方では14日、今年初の35℃に達した地点もありました。名古屋市内の甘味処では涼を求めて今年初めてかき氷を食べたという人もいました。

東海地方は強い日差しと南から流れ込む暖かい空気の影響で、朝から気温がぐんぐん上昇。岐阜県美濃市では午後3時すぎ35℃を観測、今年初めての猛暑日となりました。 名古屋も午前中から30℃を超え、4日連続の「真夏日」に。 午後3時までの最高気温は33.3℃を観測し、今年一番の暑さになりました。

厨房の中は灼熱

名古屋市西区にある「うなぎ家しば福や」。 ミシュランガイドに掲載されたこともある名店です。外は「カリ」、中は「ふわっ」と焼き上げたウナギに、訪れた客は箸が止まらない様子。 しかし、焼き場はまさに「灼熱」。外気温の高さに加え、ウナギを焼く炭火の熱さにも耐えながら、ウナギを丁寧に焼き上げていきます。 厨房の様子をサーモグラフィーカメラで見てみると、測れる限界温度の130℃を計測。 取材をする木岡真理奈アナウンサーにカメラを向けると顔の表面温度は約40度とうっすら汗がにじみます。 「日差しが照りつける熱さとは違って、じわっと熱くなってくる。体に熱がこもっているような熱さを感じます。サウナのような感覚ですね」(木岡アナウンサー)

顔をやけどしながら

焼き場には、スポットクーラーも設置されていますが、全く効果がないと話します。 「熱さで皮膚が痛い」(うなぎ家しば福や 高橋裕二料理長) Q:顔も赤くなっていますね 「やけどです。塩タブレットで塩分をとったり、水分もとったりしている。暑くなればなるほど頑張って焼きます。暑い中、食べに来てくれるお客さんのためにも頑張ります」(高橋料理長)

かき氷店では開店と同時にお客さんが

今年一番の暑さと聞くと食べたくなるのが、そう、冷たいかき氷! 名古屋市中区で1年中かき氷を販売している「澤田商店」。ピークは7月、8月の夏本番の時期ですが、すでにお客さんも増え始めているようです。 「6月としてはさすがに暑いですね。きょうオープンから食べにみえるお客さんがいました」(甘味や澤田商店 澤田知子さん) さきほどまで、ウナギ店の“灼熱”の焼き場にいた木岡アナ。ふわふわのヨーグルトクリームにたっぷりのミカンソースをかけたお店自慢のかき氷で体を冷やします!!

暑さの本番はこれから

午後2時ごろには店内に涼みにきたお客さんの姿が見え始めました。 なかには今年初めてかき氷を食べたという人もいました。 暑さの本番はこれから。しっかり暑さ対策をして夏を乗り切ってほしいとお店の人も話します。 「急に気温が高くなると、お客さんも増える印象です。涼みに来てもらって(かき氷で)体を冷やして、熱中症対策という感じで気軽に来ていただけたらいいなと」(甘味や澤田商店 澤田知子さん)

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